ハイチオール（一般名：L-システイン）は、体内の代謝を促し、解毒や抗酸化、皮膚代謝の促進など、多くの効果を持つ内服薬です。
L-システインは、紫外線などの刺激で過剰生成されるメラニンの抑制を助け、シミやそばかすの改善、また、肌のターンオーバーを正常化することで、透明感のある明るい肌を目指すことができます。さらに、抗酸化作用により活性酸素を除去し、肌荒れやエイジングサインの軽減、抗アレルギー作用や肝臓の解毒効果も期待でき、肌荒れや疲労回復など幅広い用途で使用されています。

アスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウム(ビタミンB5)を配合した複合ビタミン剤です。 ビタミンCはシミの原因となるメラニン色素の形成を抑え、作られてしまったシミや肝斑などを改善する効果があります。 また、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンC、皮脂の代謝を促す作用を持つビタミンB5が皮膚を生まれ変わらせることによって、ニキビや皮脂などの肌荒れを改善させる効果があります。 肌荒れ防止などのサプリメントに含まれていることが多い成分です。

ユベラ錠とはトリコフェノール酢酸エステル(ビタミンE)です。ビタミンEは抗酸化作用を持ち、身体の中が酸化するのを抑えてくれ、皮膚の新陳代謝を高めメラニン色素の沈着を防ぎます。 またシミやそばかす、シワやたるみも予防が期待できます。 ビタミンEはビタミンCととても重要な関係がありますので併用して内服していただくことをおすすめします。

トラネキサム酸はシミや肝斑を改善する大きな効果があります。 メラニン生成の指令をブロックする作用があります。 また、肝斑に対する保存療法（極力刺激を抑える）の内服薬としては一番効果的と言われています。 トラネキサム酸は血液を溶かす働きを抑制する効果があるので、抗凝固剤を内服されている方は医師にご相談下さい。

グルタチオンは人間の体内に広く分布するアミノ酸が３つ結合したペプチドという化合物です。 アメリカでは、パーキンソン病患者の機能改善と病気の進行を遅らせる治療として多くの医療機関で取り扱われています。 強力な解毒作用、抗酸化作用によるエイジングケア、美白美肌などの美容のみならず二日酔いの改善、免疫力向上、疲労回復など健康にも効果が期待できます。

ビタミンＢ1、B2、Ｂ6、Ｂ12を配合した複合ビタミン薬で、不足しているこれらビタミンを補いバランスを整えます。
食事での摂取が不十分な際や、ビタミン類の欠乏または代謝障害による症状の治療に適応されています。
ビタミンB群は糖質や脂質をエネルギーに変換、代謝を高め、疲労回復や脂肪燃焼に関わる他、皮膚や粘膜を健やかに保つ働きや、ストレスによる症状の緩和など、美容、健康共に大きな影響をもたらす大切な栄養素です。
ビタミンＢ群はお互いが関係しあって働くため、同時に摂取するのが勧められます。また、水溶性ビタミンのため、多くは過剰に体にたまることなく排出されます。診察の際に、他に服薬中のお薬をお伝えください。

酪酸菌（宮入菌(ミヤリキン)）によって腸内細菌叢のバランスを改善。下痢、軟便、便秘、腹部膨満感などの各種腹部症状を改善するお薬です。
ビオチン、シナールと組み合わせて服用する『ビオチン療法』に使用され、それぞれの効果を引き出し合い、より高い効果をもたらすことができます。
その他の美肌内服薬と共に服用することで腸内環境を整え、有効成分の吸収を助け、より効果を引き出すことが期待できます。

ビオチン、シナール、ミヤBMの三つを組み合わせて服用することで、それぞれの効果を引き出し合い、高い効果を発揮。『掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)』などの皮膚病にも適応される治療法です。
腸内環境が乱れることで不足しやすいビオチンをミヤBMの腸内環境を整える効果に加え、酪酸菌がビオチンの産生を助ける効果があり、さらにシナールによってビオチンの働きを助長することができます。
皮膚や粘膜を健康な状態に導き、肌荒れや頭皮環境を改善、ビオチンの美肌、美髪といった美容目的にも、高い効果が期待できます。

ビタミンAは、健康な皮膚や粘膜、目を維持するために不可欠なビタミンです。
正常な免疫機能の維持や、抵抗力を高めるといった健康面のみでなく、抗酸化作用によるニキビ、肌の代謝の正常化といった美容効果やエイジングケアへの効果も期待できる栄養素です。
医師の指示のもと、適正量を守った服用をお願い致します。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、正常な骨格や歯の成長を促し、骨の健康を保つ働きがあります。また、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を活性化させるといった、免疫機能を調整する働きもあり、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防にも期待できます。
皮膚のたるみの一因となる骨収縮を防ぐため、エイジングケアにも必要な栄養素と言えます。
また、ビタミンAの吸収を助ける働きがあるため、ビタミンA製剤との併用をお勧めいたします。

食欲にかかわる神経に働きかけて、食欲を抑えます。
また、身体の消費エネルギーを促進し、代謝をよくすることで体重を減らします。あまり空腹感を感じないのでリバウンドの心配もありません。

2型糖尿病の治療薬として使用されるGLP-1受容体作動薬『リベルサス』は、血糖値や胃腸の働きをコントロールする「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」というホルモンと似た働きをすることで、インスリンの分泌を促し、血糖値を下げ、脂肪をエネルギーに変換する作用、食欲を抑える効果をもたらします。

※糖尿病の治療中の患者様は、処方を控えさせて頂いております。何卒ご了承ください。